祈りをかなえる、叶ちゃん。


やっと会えた彼女に・・・。
10月から、ずーっと心待ちにしていた。
やさしいママの顔を見て安心した。
すぅー、すぅー寝息をたてる彼女を見てシアワセになった。

親指ほどのあんよ。
ちいさな唇。
つぶらな瞳。
やわらかい髪。
おっぱいの香り、赤ちゃんの香り。
くるくる変わる表情。
ほっとさせてくれる赤ちゃんパワーにすっかり虜になるワタシ。

彼女は予定よりもずいぶん早く出てきちゃったおてんば娘である。
と同時に、わずか900グラムちょっとのカラダで、周りにいろんな事を教えてくれた。
すべてを悟っているかのような穏やかな表情。
しっかり握るこぶしにはこの世界の大切なモノがひとつ残らず入っている。

誕生を聞いたのは10月。
この4ヶ月間、長かったような、短かったような・・・。
ココロから思いをはせ、願い、創造し、祈り、ココロに刻み、日々を噛みしめ、腹を決め、動く。
「祈る」と言う行為は動物には出来ない。
地球上、どこを探しても、人間にしか出来ない行為である。
人間が人間である所以である。
人間の特権であり、証である。


「どーかどーか、叶ちゃんが元気で無事大きく育ってくれますよーに。」


今、ようやく3000グラムを超え、ふっくらしたほっぺになる。
医療が進んだとは言え、1000グラムに満たない赤ちゃんは障害が残る心配がある。
現在までの検診ではどこにも悪いところはないとのこと。
よかった。ホントによかった。

    

    みんなの祈りがかなう、叶ちゃんである。300ピース ひまわり畑 (26x38cm) 
    みんなの祈りをかなえる、叶ちゃんなのだ。