7月のある日。

あらら、もう7月も終わるのねぇ。
こんなにPC開かなかったことも珍しいのだが、この1ヶ月間、ほとんど、そんな時間までたどり着けないでいた。
参議院選挙が終わり、がっつり地域の夏祭りのお手伝いに奔走し、やれやれと一息着く間もなく、30年近く音信不通だった相方さんの
おとんの突然の訃報。


離婚していたとは言え、ずっと気になっていた相方おとんの存在。
結婚の時も、サチコさんを見送った時も、娘が生まれた時も・・・。
理恵ちゃんの結婚の時も、悠人君が生まれた時も・・・。
まあ、よく知らせてもらえたものだと、夫婦揃って、なんだかホッとした。
できれば生きてるうちに、逢いたかったとも思ったが、最後にお顔を拝見できただけでもよかった。
家族4人で火葬場で頭からつま先までの、お骨を拾った。


いろいろあったんだろうけど、きちんと最後を見取ってあげられたんだから、立派、立派。
もちろん、心の底から恨んでいた時期も過去にはあったんだと思う。
ワタシがお義父さんの話をすると「親父は他人以上に他人なんじゃっ!!」と声を荒げることもあったんだし。


相方さんは、やさしい顔をし、お義父さんの額をそっとなでた。
何かひとつ大きなモノを乗り越えたんだと感じた。
そして、そのまま噛みしめるように手を合わせた。
息子(相方さん)のその姿は、とても満足そうだった。
はじめて逢うおじいちゃんに、手を合わせる娘達と、相方さんの中の決意のような何かに、胸が熱くなった。
よかった、本当によかったね。