連日参観。

本日は愛さんの参観日。
こちらをチラチラ気にしている彼女がとてもいとおしかった。
みんな元気でカワイイ。
ワタシまで楽しくなってくる。
参観のあとお迎えまで、ママ友達と例の「うまうま」でランチ。
これまた、楽しかった。

明日は引き続き、華さんの参観日である。
おふとんの中で
「明日、華ちゃん遊んでるとこ見に行くわなっ!」
と声を掛けてみる。すると、
「華ちゃん、遊んでへんねん。」
とのこと。
「絵ぇー書いてるだけやで。」
・・・。
彼女はかなり不思議な子。
なんとも言えない独自の華ワールドをかもしだしている。

先日の懇談の際もどーも先生の口調が、ワタシが心配しているであろうことが前提であった(笑)
先生の気持ちもわからないではないが、当のワタシはこれっぽっちも心配していない。
むしろ、彼女ワールドがおもしろくて、なんだか楽しみにしてそれを見ているのだ。
以前のグループ参観の時も、途中までいっしょに園庭で遊んでいたが
「トイレに行ってくるぅー。」
と言ったまま帰って来ない。
ワタシは他のお友達と遊んでいて、長い間気がつかなかったが、ずいぶん時間がたっていたと思う。
そ〜っと教室をのぞいてみると、誰もいない暗ーい教室でひとり、一生懸命はさみでなにやら切っている(笑)
少しの間黙って眺めていたが、なんだかとても楽しそう。
そっと近づき
「なかなか素敵な作品やん。」
と声を掛けると、いくつかの作品を自慢げに見せてくれた。
そして、そのうちのひとつをワタシにくれたのだ。
ひとりでなにかに打ち込む事柄を好む彼女は、ワタシをワクワクさせてくれる。

そしておふとんの中で一言。
「華ちゃん、幼稚園に夢中やねん。」
そっかぁー。夢中なんやぁー。
ワタシのココロに、夢中って言葉がなんだか妙に新鮮に残る。
よーし、ワタシも彼女を見習って、いろんなことに夢中になろーっと。


オレンジの壺(上) (講談社文庫)オレンジの壺(下) (講談社文庫)
                            またまた、宮本輝