愛さんセレクト本 2。

先日より、ひとつ増えたワタシの楽しみは「愛さん、セレクト本。」
幼稚園の頃ももちろんそーだったんだけど、たくさんの本の中から彼女が選ぶ=どんな事柄に
興味を持ってるか?
どんな気分なのか?
今、どんなアンテナを立てているか?だからだ。
母親からすれば、ちょっと楽しい感じ。

ワタシなんかでもそう。
くだらないバカっぽいのが読みたい時もあれば、美しい作品に触れたい時もある。
軽いのがいい時。ググッと来たい時。
学びたい、吸収したいと選ぶこともあるし。現実から少しの時間、逃避行してみよう言う時も。
ただただ、作者が好き〜。や、テーマに惹かれること。
表紙がいい感じぃ〜。とか新聞や雑誌での広告記事で興味が湧いて。
友達にすすめられて。や、なんとなく手元にあったからってのも。
相性なのか?ご縁なのか?よくはわからないが、なぜか惹かれて「どうしても読みたい!」と
すごーく気になる本もたくさんあったりする。

本との出会いは人と出会うことと同様に大切なことだと思う。
言葉はココロだからだ。

その瞬間、スッと手に取る本は、その時の気持ちやココロのバロメーターだ。
反対に考えれば、本に限らず、モノ、コト、もちろんヒトとの出会いも、その時の自分のココロの
共鳴なのではないか?とすら思えてくる。
そう、ココロのアンテナがびびびっとね。

彼女達には、もちろん良書にたくさん触れてもらいたいが、幅広くいろんな本と出会い、
ココロをしっかり耕して欲しい。
自分が「あ、これ好きだな。」と感じるものとたくさん出会って欲しい。

ワタシはもちろんのこと、この世界は、知らないことだらけ。

どーしても大人になると、なんだかわかっちゃってるよーな錯覚に陥りやすいのが世の常だが、
ワタシ達はなにひとつわかっちゃいないのだ。
大人になってもそう。
世界は広い。


「なんにも知らない」と言うことを知ることが大人になることなんだとそう思う。
だから、いつも今の自分が自分のすべてだなんて、とんでもないのだ。
それは自分に失礼と言うもので・・・(笑)

だから、本を通して、自分じゃない誰かの気持ちに思いをはせてみたり。
本の主人公になりきってみたり。
おもしろいこと楽しいこと(時にはつらいこと、悲しいこと)知らないことを知る喜び。
いっしょにいーっぱい本を読もうね。

もったいないばあさん (講談社の創作絵本)

もったいないばあさん (講談社の創作絵本)

                             本日の愛さん本。