音楽に酔い、虜になる。

ここんとこ2、3日、どーもブログが書けないでいる。
いや、今までにも忙しくして時間が取れないでいたことはよくあったのだが、今回はそーではない。
書く時間はあるのに書けない。
それは、なぜか?
感じたことを、この思いの丈を、言葉に表現出来るかどーか全く自信がないのであーる。
ブログをはじめて以来、はじめての体験である。
なんとっ。

PCを立ち上げては消し、立ち上げては消しを繰り返すワタシ。
とうとう4日目の今日「そのまんま書けばいいや。」そう、開き直れたのであった。
あー、よかった。
ホッとした。


数ヶ月前から楽しみにしていたコンサートに彼と出掛けた。
彼は仕事を終え、そのままバイクで。
(ヨネちゃんの店に置かせてもらう。)
ワタシは晩ゴハンのシチューを作り、篤実さんとバトンタッチ。
現地集合である。
たまには、待ち合わせってヤツもいいもんだなぁーと思う。

場所は大阪厚生年金大ホール。
その名も「THE QUARTET」
ワタシの大好きなハービー・ハンコックウェイン・ショーター
そして、大御所ロン・カータージャック・ディジョネットもいる。
最強のカルテットである。

ただ、ライブはナマモノなので、あまり期待しない状態で聞きたいと思った。
昔よかったけど、最近はどーもよくない。
なーんてことは、ミュージシャンにはよくある話。
ワタシは楽器の演奏はしない。
聞く専門である。

彼が演奏をするため「楽器が出来たら楽しそうだなぁー。」と思うことはあるが、今日は違った。
聞く専門だからこそ、身構えず、まっさらの状態で聞くことが出来た。
フロントとバックと言う担当があるはずなのだが、今日の演奏はそんなことを遥かに超えていた。
スバラシイ。
そして、美しい。
ワタシには、音楽が色になって見えたくらいだ。
1曲終わる度に、本を1冊読み終えたような、いい映画を見終えたような、そんな気分だった。
もう、ココロをわしづかみ(笑)
この4日ほど、夢見心地であーる。

この4人の音の会話の世界に完全にトリップ。
ここに居合わせてよかった。

「ココロが揺り動かされる。」「感動する。」とはまさにこの事。
人間って、音楽ってスバラシイ。
「本物。」と言うモノの深さと強さ、そして雄大さ。
宇宙を感じた。
芸術の秋、大堂に触れた。
まだまだ、ワタシは夢見心地ち〜。(笑)
あえて難しいことは書きませぬ。
さらに音楽の世界に引き込まれる。