サヨナラ三角。

「サヨナラ三角、マタキテ四角、ゴキゲン五角デ、マタ明日ー。」



こんなフレーズが頭に浮かぶ。
今日は愛さんの卒園の日。
なんだか、ええ具合に胸がいっぱいになる。
ちょっぴり切ないっ。うん、やっぱり淋しいなぁー・・・。でも、嬉しくもある。誇らしくもある。
めちゃめちゃ楽しみな感じもするっ。
でも、ほろ苦さもある。
なんとも言えない。
みんな、大きくなったなぁー(涙)

こちらまで、背筋がしゃんとする感じ。
それと同じくして目と鼻とのどの奥ぅ〜の方がジーンとあつくなる。
この独特の空気に触れた記憶が甦る。
似てるけど違う。違うけどすげー近い。

はっきりと憶えている。
30年前のこの場所。
愛さんのうしろをあの頃のワタシが追いかける。
そのワタシを華さんが歌を唄い、送り出してくれる。
そう、ワタシもこの幼稚園で彼女達とおなじように過ごしたのだ。
「サヨナラ。」
そう言ってワタシはワタシの中に消えてしまった。

するとふと、出産した時を思い出す。
感動したあの日。
嬉しいんだけど、ちょっぴり取り残された気分。
子宮にいた彼女が巣立つ、嬉しさと淋しさ。
生命の不思議。
このなんとも言えない気持ち。
そして、みるみるうちにどんどん大きくふくらんだ。
母親としてのワタシの気持ち。
感無量とはこのことだな、きっと。

くもりのち晴れ。
青空がワタシのココロに広がった。
願わずにはいられない。
みんなの未来。
いとおしい子供達の顔、顔、顔。
出会いと別れの季節(ころ)。

ファルク地球儀レプリカ スタンダード版
          




          みんな、オメデトウ。            
          ほんま、アリガトウ。
          よーし、ワタシも一歩踏み出そう。

 追伸。   純子さぁーん!ご出産、オメデトウー。
        お疲れ様でごじゃりましたぁー。
        なんだか、めっちゃ嬉しいよぉっ!
        名前、決まったら教えてね。
        Sお姉ちゃんにくれぐれもよろしく。
        卒園、おめでとう!